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第2章 私の嫉妬

鍵を開けて
小さな机を挟んで話す。

「やっぱり内緒にするの辞めるか。
お前小池に絡まれるとめんどいぞ。
あいつホントにしつこいから。」

「分かってますよ。
後輩にちょっといい？って呼ばれたのは
今日が２回目ですから。」

正人に前にもあったのか？と聞かれた。
確かにあったよ？
正人が出張で泊まりだった翌日。


小池さんと他の部下の男の子も
一緒だったらしく
でもその時に私の話が何回か出たらしい。


その翌日に呼び出されて
何で私が出てくるのか問い詰められて
関わるなとも言われた。

『仕事もあるから無理です。』
と答えたらそれ以外では関わるなと…


正人のことホントに好きなんだと思った。


やっぱり正人は素敵だからモテるんだ。
そんな人と付き合って同棲できるって
私は幸せだなと実感できたんだ。