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大好きだから...
第2章 私の嫉妬
会議室B
コンコンッ
「はい。」
「失礼します。遅くなりっ...」
途中まで言いかけたところで
思いっきり体を引き寄せられて
勢いよくドアを閉めて鍵をかけた。
「あ、の...結城課長…」
「朱里。」
正人の声は特に好きなんだ!!
この低くて響くような声は
私をドキドキさせてくれる。
しばらくして正人の熱い抱擁から
抜け出せる事ができた。
あんなのいつまでも続けられたら
もたないよ!!!!!
「結城課長どうしたんですか?」
「今は二人だから正人って言えよ。」
「ボロが出たら嫌なので言いません。」
すると俺は朱里って呼んでるのにって…
子供かーーーー。
間違えない自信がある正人はいいけど
私はポロッと言っちゃうなの!!!

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