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第4章 気持ち

「お前さ、料理とかしねぇの？」

「苦手なんです…そのうちやろうと思って
道具やらは揃えたんですけど
何をどうしたらいいか分からず…」

「食生活ありえねぇ」

「だって…」

「だって何？」

「……。」

「朝はパン食って昼はコンビニでおにぎりとサラダ
夜は飲みに行った時に食うかそうじゃなければ
コンビニでおでんとかパスタか？」

「あ、の、、、どっかで見てました？」

「は？」

「だって私の食生活そのままなんですけど…」

「桜、お前身体壊すぞ…
ちゃんと作って栄養のあるもの食えよ。
そんなもんばっか食ってるから細いんだよ」

「でも、病気なってないし会社の健康診断も
特に問題ないですよ？
たまにフラフラするくらいで。」

「それ貧血だろ。とりあえず飯はちゃんと作って食え」

「そんな…。だって料理してたら毎日
時間なくなっちゃうじゃないですか…」