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あなたがすきでたまらない
第19章 月に叢雲花に風
事あるごとにユキがさ?
暇なのか何なのか知んないけどさ?
子育て真っ最中って忙しんじゃないの?
って思ってんだけどさ?
実家に度々行ってるから、誉クンの面倒を見てもらえるから、ユキは暇なんだろう
で、なければ、このはに構いすぎる理由が見当たらない

このはは可愛い
俺だけがこのはに構っていたら良いと俺は思ってる
なので、ユキがこのはに構う事はしなくて良いと思ってる
ってか、母親になったんだから誉クンだけを構っていれば良いと思ってる
あと、このはに構う位なら穂高さんを構ってあげればいいのに。と思ってる
めっちゃ、思ってる

俺が居ない間にも実家にこのはを呼び出し、養姉ぶって可愛がろうとしている
おふくろもそれを良しとし、
「誉クンと、ユキが居るからこのはちゃんもいらっしゃい!!お昼まだでしょ?」
と、グルになってこのはを実家に誘い込む

思わず親父に愚痴る
すると、俺が逆に怒られる
「母さんもユキも良かれと思ってしてくれてるのに・・・啓介・・・何だ?お前は?家族になったんだから当たり前だろう?それとも何が不満なんだ?そうしてくれと頭をさげたのはお前だろうが?違うのか?母さんの文句は俺に言え。いくら息子でも許さんぞ」

なんて・・・
本気でキレやがって・・・
小さい頃のトラウマを思い出しちまったじゃねぇか!!

俺は・・・その・・・
このはは俺だけであって欲しいとか・・・
そんな幼稚なレベルで物事を考えてた訳では・・・ない
決してない!!・・・事もない!!




実際さ・・・
俺だって嬉しいよ
俺の家族がこのはを受け入れてくれて・・・
仲良くしてくれて・・・
嬉しいんだけどさ?

我儘だよ?
俺の・・・
俺だけのこのはで居て欲しかったとかさ?

無理あるよ?
わかってるよ?

だってこのは、学校に通ってさ?
友達出来てさ?
告白されたりさ?

このはを初めて見つけた時・・・
そうなって欲しいと思ったからさ?

けどさ?
実際にそうなったらさ?

俺から離れてくみたいで・・・
俺ばっか寂しいような気がして・・・
俺ばっかこのはを好きみたいで・・・

切ないってか・・・
悲しいってか・・・

ああ!!
もう!!
とにかく!!
俺とのイチャイチャが足りないんだよ!!
俺は、朝も昼も夜も!!
一日中、このはとイチャイチャ、エロエロしてたいんだよ!!
何だよ!!
文句あっか?
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