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あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える

課長side
何やらざわめきが聞こえる刑事課
何事か?と思って顔を出した
「なんの騒ぎだぁ?」
「か、課長!!ご、後藤がいきなり俺を殴って!!」
俺の足元に情けなく頬に手をあてながら男が言う
お前も刑事なら避ける位しろよ。
内心、情けなく思ったが心に留めた
目の前には後藤が立っている
「お前・・・ちょっと来い」
俺はとりあえず騒ぎの原因の後藤を連れ出した
「で?どうした?」
訊かなくても理解るが・・・
せめて、職場外にしろよ
めんどくさい
「好きな女の心を痛めたからです」
「・・・ガキだな」
時田が絡んでる事位、承知なので呆れた物言いにしかならない
後藤はだてに啓介の金魚のフンだった訳じゃない
むしろ、啓介のフンだったからこそ、仕事が出来る
啓介が辞めてその後任が出来るのも後藤しか居ない
そして、啓介が居なくなった今、後藤の実力が発揮されてると言っても過言ではない
それを大多数の人間は理解している
・・・が、面白くないと思ってる時田ファンが数名いる事も知っている
「アイツはな?時田が好きだったんだよ」
「え?」
刑事としての仕事は出来る後藤にそれだけじゃないって事を教えてやった
「で、でも・・・アイツ・・・彼女が出来たって・・・」
「俺の調べではアイツの写メの彼女は妹だよ」
「は?」
ポカンと口を開けて俺を見る
アイツ・・・小島は後藤と付き合う前から時田と良く話をしていた
それを知らなかったのはお前がユキちゃんに夢中だったから仕方なかったとはいえ・・・
時田と付き合えた事で胡坐をかいている後藤は良い勉強になったんじゃないか?
小島は居もしない彼女を妹だと言ったのは謎だけど・・・
まぁ?小島なりに時田に少しなりとも勝算があったのから
「彼女が出来た」なんて触れ回って時田を意識させたかったんだろうけど
どっちみち小島もガキすぎてアホな奴
時田が後藤を好きなのが理解りきってても素直に時田に告白して砕ければ男としての価値も上がったのに・・・
残念な小島
そして、間違った小島
ユキちゃん相手に美少女コンテストをすれば他は陰る
けどな?
実際・・・
時田はいい線だぞ?
可愛いぞ?
「なんだ?知らなかったのか?」
知らなかったら今知れ。
そして、時田を大事にしてやれ。
お前には勿体ない位の良い女だよ
何やらざわめきが聞こえる刑事課
何事か?と思って顔を出した
「なんの騒ぎだぁ?」
「か、課長!!ご、後藤がいきなり俺を殴って!!」
俺の足元に情けなく頬に手をあてながら男が言う
お前も刑事なら避ける位しろよ。
内心、情けなく思ったが心に留めた
目の前には後藤が立っている
「お前・・・ちょっと来い」
俺はとりあえず騒ぎの原因の後藤を連れ出した
「で?どうした?」
訊かなくても理解るが・・・
せめて、職場外にしろよ
めんどくさい
「好きな女の心を痛めたからです」
「・・・ガキだな」
時田が絡んでる事位、承知なので呆れた物言いにしかならない
後藤はだてに啓介の金魚のフンだった訳じゃない
むしろ、啓介のフンだったからこそ、仕事が出来る
啓介が辞めてその後任が出来るのも後藤しか居ない
そして、啓介が居なくなった今、後藤の実力が発揮されてると言っても過言ではない
それを大多数の人間は理解している
・・・が、面白くないと思ってる時田ファンが数名いる事も知っている
「アイツはな?時田が好きだったんだよ」
「え?」
刑事としての仕事は出来る後藤にそれだけじゃないって事を教えてやった
「で、でも・・・アイツ・・・彼女が出来たって・・・」
「俺の調べではアイツの写メの彼女は妹だよ」
「は?」
ポカンと口を開けて俺を見る
アイツ・・・小島は後藤と付き合う前から時田と良く話をしていた
それを知らなかったのはお前がユキちゃんに夢中だったから仕方なかったとはいえ・・・
時田と付き合えた事で胡坐をかいている後藤は良い勉強になったんじゃないか?
小島は居もしない彼女を妹だと言ったのは謎だけど・・・
まぁ?小島なりに時田に少しなりとも勝算があったのから
「彼女が出来た」なんて触れ回って時田を意識させたかったんだろうけど
どっちみち小島もガキすぎてアホな奴
時田が後藤を好きなのが理解りきってても素直に時田に告白して砕ければ男としての価値も上がったのに・・・
残念な小島
そして、間違った小島
ユキちゃん相手に美少女コンテストをすれば他は陰る
けどな?
実際・・・
時田はいい線だぞ?
可愛いぞ?
「なんだ?知らなかったのか?」
知らなかったら今知れ。
そして、時田を大事にしてやれ。
お前には勿体ない位の良い女だよ

