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あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える

多田君side
そっか・・・
女の子は喜ぶのか・・・
俺の頭の中に居る女の子の笑顔を想像して俺はニンマリと笑った
けどな?
俺だよ?
大して仲良くも無い俺に誘われて嬉しいのか?
いや・・・
ユニバを嬉しがったにしろ・・・
急に誘ったら変人扱いされるに決まってる
嫌われたらお終いだ
そこで俺のさっきまでの高揚感がシュンと音を立ててしぼんでいった
いつもの河川敷をゆっくりと帰る
走り込んで見慣れた景色をぼんやりと見ながら・・・
「あっ!!ぐ、偶然ですね!!」
心臓が飛び跳ねそうになる
会いたいと思って止まない子が目の前で真っ赤な顔で俺に話しかけて来たから・・・
「そう・・・だね」
驚きすぎて素っ気ない返事だっただろうか?
走ってる最中は会う事もあるが今日はただの帰り道だ
気の利いた言葉なんて用意している訳もなく・・・
最も、会えるとわかっていても気の利いたセリフが言えるかは別だけど
「が、学校の帰り・・・ですか?」
「・・・うん。」
「せ、制服だから当たり前ですよねっ。私ったら・・・」
テレた感じで伏せる顔も可愛いなぁ・・・とか思う
「・・・今から帰るの?」
「は、はい!!今日は友達と話してたら遅くなっちゃって・・・」
制服姿が眩しいな
同じ学校の生徒が心底羨ましくなった
「・・・そうなんだ」
「・・・そうなんです」
会話が途切れる
やべぇ・・・
つまらない奴だと思われたらどうしよう
思わず手に力が入った
「あの・・・行って来たんですか?」
「・・・どこに?」
彼女はさっき谷川さんから貰ったユニバのお土産を指さした
「ああ。これは貰ったんだ」
「そうなんですか?よ、良かった~。もしかして女の子と行ってとか・・・な、何でもありません」
女の子?何の話かわかんないけど・・・
「よ、良かったらだけど・・・」
「はい?」
「じ、時間が少しあればだけど・・・」
「はい?」
「い、一緒にこれ・・・食べない?」
「は、はい!!」
ありがとう。谷川さん
きっかけが出来た事に感謝した
そっか・・・
女の子は喜ぶのか・・・
俺の頭の中に居る女の子の笑顔を想像して俺はニンマリと笑った
けどな?
俺だよ?
大して仲良くも無い俺に誘われて嬉しいのか?
いや・・・
ユニバを嬉しがったにしろ・・・
急に誘ったら変人扱いされるに決まってる
嫌われたらお終いだ
そこで俺のさっきまでの高揚感がシュンと音を立ててしぼんでいった
いつもの河川敷をゆっくりと帰る
走り込んで見慣れた景色をぼんやりと見ながら・・・
「あっ!!ぐ、偶然ですね!!」
心臓が飛び跳ねそうになる
会いたいと思って止まない子が目の前で真っ赤な顔で俺に話しかけて来たから・・・
「そう・・・だね」
驚きすぎて素っ気ない返事だっただろうか?
走ってる最中は会う事もあるが今日はただの帰り道だ
気の利いた言葉なんて用意している訳もなく・・・
最も、会えるとわかっていても気の利いたセリフが言えるかは別だけど
「が、学校の帰り・・・ですか?」
「・・・うん。」
「せ、制服だから当たり前ですよねっ。私ったら・・・」
テレた感じで伏せる顔も可愛いなぁ・・・とか思う
「・・・今から帰るの?」
「は、はい!!今日は友達と話してたら遅くなっちゃって・・・」
制服姿が眩しいな
同じ学校の生徒が心底羨ましくなった
「・・・そうなんだ」
「・・・そうなんです」
会話が途切れる
やべぇ・・・
つまらない奴だと思われたらどうしよう
思わず手に力が入った
「あの・・・行って来たんですか?」
「・・・どこに?」
彼女はさっき谷川さんから貰ったユニバのお土産を指さした
「ああ。これは貰ったんだ」
「そうなんですか?よ、良かった~。もしかして女の子と行ってとか・・・な、何でもありません」
女の子?何の話かわかんないけど・・・
「よ、良かったらだけど・・・」
「はい?」
「じ、時間が少しあればだけど・・・」
「はい?」
「い、一緒にこれ・・・食べない?」
「は、はい!!」
ありがとう。谷川さん
きっかけが出来た事に感謝した

