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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第26章 君のために


「……っ…はあ…」

切ない溜め息をゆっくりと吐き出す唇をなぞる…

「気持ちよかった?」

「…う、ん……」

「指とどっちがいい?」

「………」

「言って!」

「……どっちも気持ちいい…」

俺はその言葉を聞いてから晶さんを抱き締める。

「その感想、合格…」

「ほんと?」

「うん」

晶さんは頷く俺の耳元で小さく笑いながら抱き締め返していた。

二人でずっと密着する──

風呂を出てからも短い髪を二人で乾かしあってはキスを交わし、離れ難い躰を絡めては見つめあう。

「なんかすげーラブラブ…」

「だね」

今日一日離れていた時間を取り戻すようにくっつく自分達に思わずそんな言葉が漏れた。

「でもぜんぜん飽きない」

「………」

「晶さんは?」

「ちょっと飽きたかも」

「だめじゃんそれっ…」

わざと俺を突き放す晶さんを強く抱き締める。次の流れがわかったように晶さんの腕がまた俺の首に絡んで洗面台の前で絡み合うように唇を重ねた。

風呂から上がって浴衣を着た晶さんの首筋に顔を埋める。

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