この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第15章 確たる証拠

「夏希ちゃん…」
大人しく俺に抱き締められていた晶さんの腕が俺の背中に回された──
「ごめんね」
「………」
回された腕にゆっくりと力が込められる…
この“ごめん”は何に対しての詫びなんだろう?
ただ…
ひたすらに抱き締める腕に込められる力──
このほんの少しの彼女の仕草で救われたようにホッとする俺がいる…。
「晶さん…」
「ん…」
「ごめんより愛してるって言ってくれた方が俺は何万倍も嬉しいんだけど…」
「ふふ…」
「なんでそこで笑うわけ?」
「ごめん」
「だから、ごめんよりもっ…」
「愛してる──」
「──……」
「愛してるっ…」
二回も続けて言ってくれた晶さんの声が震えていた…
これは、晶さんなりの懺悔なのだろうか?
少しでも俺に対して罪悪感というものを感じてくれてるのだろうか…
晶さんが侵してきた罪に対して何一つ追及しない俺の気持ちを晶さんはちゃんとわかってくれてるのか疑問だらけだ──
しがみつくように強く抱き締めてくる晶さんの躰を包み込む。
まだまだ手離す気はないから今は取り合えずこの“ごめんね”の言葉ですべてを忘れるしかない──
大人しく俺に抱き締められていた晶さんの腕が俺の背中に回された──
「ごめんね」
「………」
回された腕にゆっくりと力が込められる…
この“ごめん”は何に対しての詫びなんだろう?
ただ…
ひたすらに抱き締める腕に込められる力──
このほんの少しの彼女の仕草で救われたようにホッとする俺がいる…。
「晶さん…」
「ん…」
「ごめんより愛してるって言ってくれた方が俺は何万倍も嬉しいんだけど…」
「ふふ…」
「なんでそこで笑うわけ?」
「ごめん」
「だから、ごめんよりもっ…」
「愛してる──」
「──……」
「愛してるっ…」
二回も続けて言ってくれた晶さんの声が震えていた…
これは、晶さんなりの懺悔なのだろうか?
少しでも俺に対して罪悪感というものを感じてくれてるのだろうか…
晶さんが侵してきた罪に対して何一つ追及しない俺の気持ちを晶さんはちゃんとわかってくれてるのか疑問だらけだ──
しがみつくように強く抱き締めてくる晶さんの躰を包み込む。
まだまだ手離す気はないから今は取り合えずこの“ごめんね”の言葉ですべてを忘れるしかない──

