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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第9章 愛の天秤

一つになった瞬間夏希ちゃんは歯を食い縛り呼吸を震わせる。
「──…っ…なんかっ…いつもより膣(なか)が気持ちいいんですけどっ…なんでっ──!?」
知らないよそんなこと言われても……。
なんかヤバイって表情で真っ赤な顔をしかめてる。
でも、ああ…あたしもヤバイ……。
夏希ちゃんのその顔見ると興奮が…
マックス・ハイテンション──
子宮が勝手に躍っちゃう…
「つあっ…きたっ…」
夏希ちゃんは急に呻き声を上げた。
「はあっヤバイから動かさないでって…」
「感じるから勝手に締まっちゃう…不可抗力ってやつです…」
「んな真顔でっ…」
夏希ちゃんは悔しそうに顔をしかめて責めくる快楽に堪えている。
「これじゃまた動けないじゃん俺っ…」
「だいじょうぶ…」
「大、丈夫じゃなっ…」
「動かなくてもきもちいいいから」
「──…」
「夏希ちゃんが膣(なか)にいるだけできもちいいいから…」
「……っ…それはすごく嬉しいけど…っ…」
夏希ちゃんはほんのりと赤い顔を緩ませて口ごもる。
「勃起したままだと男はとても辛いんですが……──」
「……──だね…ははっ」
切ない顔で見つめてくる夏希ちゃんにそうとしか言葉が返せなかった。
「動いていいよ」
「早いよ、俺…」
「いまさら?」
「──…っ…」
夏希ちゃんはガクッと首を項垂れる。
こういう時のヘタレな夏希ちゃんがかわいい。

