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第14章 妻との再会

どんな涙だろう。
僕に責められて悲しい？
社長に騙されて……？
きっと色々な気持ちがあるんだろうな

『これ、社長がプレゼントしてくれたんだよ。
梨花を調教するようにって。一緒に選んで
きたんでしょ？大嫌いな旦那に差し出される
ものなのに……』

梨花は泣いてしばらく黙ってしまった。
30分ぐらい待っただろうか。僕は梨花の
動画をひたすら見つめていた。

『けんちゃんはいつから？』

『梨花が浮気してるかもって思ったのは
かなり前だよ。そして一度つけていった
事もあるんだ。僕はただの浮気なら、離婚
したと思う。転職した日に社長の奴隷だと
知ったんだ』

『ごめんなさい……』

『梨花、今なら逃がしてもいいよ。
僕に慰謝料払ってもらうけどね。
他人の奴隷になって僕は仕事も
奪われた……高額な慰謝料要求するし
裁判にでもなれば面白いね。
それとも、僕に家庭内でずっと罵声を
浴びて奴隷として暮らしていく？』

僕はそう言って梨花から離れた