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隷吏たちのるつぼ
第5章 第四章 口開く陥穽

2
征四郎は滴る涎を我慢しなかった。挑発するようにせり出したバストを、ツンと突き出た先端ごと、大口を開けて口内へ含んだ。
頭上から悠香梨の悔しげな声が聞こえるのを愉しみながら、左右交互にしゃぶり回す。舌先と戯れる乳首は、弾くと唾液の飛沫を返すほど屹立し、胸乳の張りは、吸い付く唇を滑らかに受け止めてくれる。
ホテルでは好きな時に好きなだけ牡茎を沈め、思う存分腰を振ってやった。仮に、最初から悠香梨が服従し、要求に大人しく応じてきたとしても、シャワーを浴び、性愛を盛り上げる前戯を行い、睦まじい交接を行う気などさらさらなかった。ボストンバッグに用意したマッサージ器もローターも必ず使うつもりでホテルへ持ち込んだのだ。もちろん、エナメルの下着も。
朦朧とした悠香梨に着せている時、ランジェリーのあまりの似合いぶりは、最後にもう一発ぶちまけたい欲求を誘うほどだった。だが「酔い潰れた」悠香梨を車まで運ぶために、外でチーフマネージャーを待たせていたから時間がなかった。
姦されている悠香梨は途中から反応が薄くなり、征四郎が与える打突に、ただ息を吐くだけだった。涙を流しながらも、まだ頭の中に誰さんの顔を浮かべることで、不細工な暴行者の牡茎によって淫楽に狂っている自分を、真には認めていないに違いなかった。
俺はまだ、この女をヒイヒイ言わせることができていない。次に会った時には、更にメチャクチャにしてやる。
そう思った征四郎は、施錠する前にプラスアルファの仕込みを思いついた。
穴の付いたウレタン製の玩具へ軟膏を注入し、ローションをまぶし、虐辱の痕新しい肉洞へ押し込んでから、ショーツの鍵を閉じたのだ。ローションに溶かされた媚薬が猛威を奮っているにちがいない。バストをしゃぶられる悠香梨の、過敏な反応からも明白だった。
「ンッ、はあっ……、あんっ」
「んー? オッパイ吸われて早速感じてたか?」
「ばっ、こ、こんなこと、……んっ、してないで、はやく、は、外しなさいよっ。……、っ、えっ、ちょっ……!」
征四郎は滴る涎を我慢しなかった。挑発するようにせり出したバストを、ツンと突き出た先端ごと、大口を開けて口内へ含んだ。
頭上から悠香梨の悔しげな声が聞こえるのを愉しみながら、左右交互にしゃぶり回す。舌先と戯れる乳首は、弾くと唾液の飛沫を返すほど屹立し、胸乳の張りは、吸い付く唇を滑らかに受け止めてくれる。
ホテルでは好きな時に好きなだけ牡茎を沈め、思う存分腰を振ってやった。仮に、最初から悠香梨が服従し、要求に大人しく応じてきたとしても、シャワーを浴び、性愛を盛り上げる前戯を行い、睦まじい交接を行う気などさらさらなかった。ボストンバッグに用意したマッサージ器もローターも必ず使うつもりでホテルへ持ち込んだのだ。もちろん、エナメルの下着も。
朦朧とした悠香梨に着せている時、ランジェリーのあまりの似合いぶりは、最後にもう一発ぶちまけたい欲求を誘うほどだった。だが「酔い潰れた」悠香梨を車まで運ぶために、外でチーフマネージャーを待たせていたから時間がなかった。
姦されている悠香梨は途中から反応が薄くなり、征四郎が与える打突に、ただ息を吐くだけだった。涙を流しながらも、まだ頭の中に誰さんの顔を浮かべることで、不細工な暴行者の牡茎によって淫楽に狂っている自分を、真には認めていないに違いなかった。
俺はまだ、この女をヒイヒイ言わせることができていない。次に会った時には、更にメチャクチャにしてやる。
そう思った征四郎は、施錠する前にプラスアルファの仕込みを思いついた。
穴の付いたウレタン製の玩具へ軟膏を注入し、ローションをまぶし、虐辱の痕新しい肉洞へ押し込んでから、ショーツの鍵を閉じたのだ。ローションに溶かされた媚薬が猛威を奮っているにちがいない。バストをしゃぶられる悠香梨の、過敏な反応からも明白だった。
「ンッ、はあっ……、あんっ」
「んー? オッパイ吸われて早速感じてたか?」
「ばっ、こ、こんなこと、……んっ、してないで、はやく、は、外しなさいよっ。……、っ、えっ、ちょっ……!」

