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第50章 真、彩香を守るために

他の二人の秘書達も

「そうです。訂正してもらってください。」って

言い出した。

社長「運転手に、釘を刺すのは簡単な事だ。

わが社には大切な社員だ。

どちらが正しいとか、嘘をついてるとか、

見間違いをしているだとか、

どちらの肩を持つことはできないから、

証拠を見てからじゃないと、

運転手に釘を刺すことはできない。

ハッキリとさせれば良いんじゃないか？」

専務「ハッキリとさせる？」

社長「そうだ。玄関ホールには、

数台の監視カメラが

備え付けられているのを、

受付嬢なら、知っているだろ？」

三人の秘書達は、顔面蒼白になって、

目も泳いでいた。

そして、少し震えているようだった。

真は、してやったりと思った。

親父冴えてるなって思った。