この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私が愛した風俗の世界
第12章 デリヘル時代
デリヘルは、わりと働き安かった。
サービスは色々あったけれど、
オプションが多いところだったから。
でも、気楽で良かったかも。
お客さんがシャワーに入ってる間に
下着になって、
ベッドに入る……
まくらもとに、ローターや電マ、
バイブをおいて、
アイマスクをつけて
お客さんも私も、アイマスクをはずされる
まで顔もわからない人……
お互いに興奮する。
声しか聞こえない……
でも、私が辞めるきっかけになったのは
デリヘルの事務所にいたとき、
体験に来てた女の子……
主人の兄の娘だった。離婚してたから、
小さい時の記憶しかなくて、
びっくりしすぎた。
私は気がつかなかったけど、
その子は、免許証を見せて
『この名前に見覚えありますか……?』
やっと、辞める決心ができた。
それから、戻りたいとは思う事はなくなった……

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


