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Lovers Game 〜光と影〜
第11章 人間くさい生き方
太牙は何故か給湯室行って出てきては
廉を押し込めた応接室に入って行った



太『っ〜…ハァ・・・・・・荒業…馬鹿力⋯怪物すぎ』



太牙が応接のソファに横たわらせてた廉の横に膝を着いて、小声でぼやきながら廉の拘束を解いた



太『大丈夫?・・・じゃないよね?』



『・・・』

太『ねぇ・・?』



『・・・』

太『何も…聞かないよ、安心して
話さなくていいし、言いたい事以外答えなくていいよ』



『・・・~』



太『・・・飲める?』



太牙は、なんかのハーブティ?
カモミールだかなんだかを持ってったらしく
廉にそっと見せていた



『…っう・・・ォエっ…』



応えようとした廉は、体が思うように動かないらしく
吐きかけて嗚咽を堪える



太『わかった…いいよ』



『…ごめ、ん、なさ…・・・』





太『大丈夫だから・・ゆっくり深呼吸して?』



『・・・っ、、ハ・・…ぅ』



太『吐く?・・・いいよ』


太牙は即席のゲロバケツみたいなのまで用意して
廉の背中をゆっくりさすっていた

・・・なんて機転だよお前はお前で、ホントさ





『ハァ…ハァ・・あたしは…大丈夫・・・ひとりに…して』




太『・・・・。

…自分を、鼓舞する気持ちも言葉も大切だけど

自分を追い詰めて洗脳しても…心は、楽にはならないよ』



『…っう・・・』



太『・・・』


太牙は無機質そうに…でも温度のある手のひらで
廉の頭をそっと撫でた。
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