この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
遠い日の約束。
第13章 混在する記憶

高宮くんの言葉に全てを思い出した。
あの時の異様な雰囲気が嫌いだったし、面接官は部長だったし好き勝手なこと言えた。
「その秋口からバイトで入って、ずっと華を見てたよ。いつも明るくて毎日会社に来るのが楽しかった。でも話したくても話せなかった。だって、いつも華の傍には三宅さんや立花さん。それに部長がいたからね。傍から見て三人に守られてるように見えた。…知ってる?華って人気があるの。あわよくばつきあいたいって思っている男いる事」
私は首を横に振った。
私は誰からも何も言われた事がなかったから知らなかった。
「だよね。華を好きな男何人かいるよ。だけどね。それを阻止してたのが部長と三宅さん。だから手を出したくても出せなかった。それが真実。…けどさ…まさか立花さんとつきあってるとは思わなかった。…俺の華なのにね…」
明るく話していた言葉が、急にトーンが下がった。
そして穏やかだった瞳も、鋭くなっていた。
「だから、お仕置きしないとね。俺以外に抱かれたから優しくしてあげないよ…これは罰なんだから」
空いた手で痛い程胸を鷲掴みにされた。
歪む私の顔を見つめながら満足そうに笑った。
「痛みからくる快楽って知ってる?」
唇を近づけて、乳首をガリッと噛まれ悲鳴を上げる。
「血…出ちゃった」
悪びれもせずに言い、舌でぺろりと舐める。
「足開いて…」
手を足の間に入れて開こうとするが力の限り阻止をする。
あの時の異様な雰囲気が嫌いだったし、面接官は部長だったし好き勝手なこと言えた。
「その秋口からバイトで入って、ずっと華を見てたよ。いつも明るくて毎日会社に来るのが楽しかった。でも話したくても話せなかった。だって、いつも華の傍には三宅さんや立花さん。それに部長がいたからね。傍から見て三人に守られてるように見えた。…知ってる?華って人気があるの。あわよくばつきあいたいって思っている男いる事」
私は首を横に振った。
私は誰からも何も言われた事がなかったから知らなかった。
「だよね。華を好きな男何人かいるよ。だけどね。それを阻止してたのが部長と三宅さん。だから手を出したくても出せなかった。それが真実。…けどさ…まさか立花さんとつきあってるとは思わなかった。…俺の華なのにね…」
明るく話していた言葉が、急にトーンが下がった。
そして穏やかだった瞳も、鋭くなっていた。
「だから、お仕置きしないとね。俺以外に抱かれたから優しくしてあげないよ…これは罰なんだから」
空いた手で痛い程胸を鷲掴みにされた。
歪む私の顔を見つめながら満足そうに笑った。
「痛みからくる快楽って知ってる?」
唇を近づけて、乳首をガリッと噛まれ悲鳴を上げる。
「血…出ちゃった」
悪びれもせずに言い、舌でぺろりと舐める。
「足開いて…」
手を足の間に入れて開こうとするが力の限り阻止をする。

