この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淫の館
第3章 目覚め

どのくらいの時が経ったかわからない。
「新しい奴隷との会食に、ご馳走を用意させたが残念だ。
奴隷は躾中だから、皆で食事にしよう。
待たせて悪かった。躾の様子を肴に皆で祝宴としよう。
」
男達が揃って頭を下げる。
パンパン…
柏手が打たれて鉄の格子戸が開く。
今度は私と同じ、白い着物をきた女性がお膳を持って入ってきた。
ちょうど10人、旅館の仲居のように列をなして、一人前の膳を持って入ってきて男達の前に置いていく、
下がっては戻ってきてと繰り返し、何往復かで配膳が終わる。
自分達の膳を男の玉座の間の前に並べて、男と向かい合わせに座る。

