この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第22章 奏の追撃ー衝撃陽菜のアパート!
「へっ?
雲母も来るの??
女性1人のアパートに、それは失礼じゃない!」
「あのな、俺は一度陽菜のアパートに入っているぞ?」
「あれはぁ!
だけど、どうやって入ったの――!!」
仕事休みの日、仕方無くだけどアパートの仕分けに行こうとしたら、雲母も付いて来ると言い出した。
確かに入ったよ、だけど仕分けとなると、見られたくない物だってあるじゃないっ!!
「お前が鍵を掛け忘れたんだろうが‥
開いていたから、勝手に入った‥‥悪かった」
「あ・・
そんな事を言ってた!」
「忘れてたのかっ!?」
「うっ‥
だって‥‥うろ覚えなんだもん‥‥‥」
「はぁ‥‥‥」
呆れる雲母に、小さくなる私‥
だって、あの時はかなりパニクっていたし、鍵とか雲母の話とか、完全にうろ覚え。
「と‥とにかく、仕分け中は外に出てて――!!」
「分かった分かった‥
適当に車を停めて待っていてやるから」
「絶対だよ?」
「こんな事に嘘を言うか天然陽菜っ!」
朝からこんなやり取りの中、私は雲母の車で久しぶりのアパートへ行く事に。
入って来たら、許さないんだからっ!!

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


