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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第22章 奏の追撃ー衝撃陽菜のアパート!

「俺と一緒に住んでるのに必要か?
それに‥向こうの会社での住所登録は、あのアパートだろう??」
「それは‥‥‥
雲母‥まだ何かあると言うの?」
「可能性の問題だ‥
現住所のままだと、もしかしたらという事もありえる、だったら俺のマンションに移してしまえば良い、そうしたら追えない‥違うか?」
「・・・・・」
遠回しには言ったが、陽菜はかなり考え込んでしまった‥
住んでいた場所に愛着があるのは分かる、だが陽菜の身の安全が一番重要。
俺のマンションに住所を移してしまえば、悠久達は陽菜を追えない。
最悪アパートを解約し、陽菜の実家に住所を移してもいい、とにかく悠久達から陽菜を遠ざけなければ。
「・・・陽菜・・・」
「・・・
どうしても解約しなきゃダメなの??」
「これ以上、陽菜が辛い思いをするのは嫌なんだよ‥
頼むから聞き分けてくれないか?」
「・・・雲母・・・」
お願いだから頷いてくれ‥
俺らしく無くても良い、陽菜に害がなければ、頼む事だってする‥‥それだけ俺は陽菜が心配なんだ。

