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姉ちゃんと○○○
第18章 姉ちゃんの後輩
「あんなゴリラたちには興味ないわ。 女と見ればすぐにがっつくし…」
明菜さんが苦笑する。

「でも、あの人たちは柔道は強そうですね」
僕もそう言って笑う。

「私は柔道にはあんまり興味ないから」
明菜さんが意外なことを言う。

「でも、明菜さんも柔道部じゃ…?」

「私は、柔道の試合に出たいっていうよりも、護身術として柔道を習いたいだけなの」
明菜さんが答える。

明菜さんのように華奢で可愛かったら、襲われる危険性が高いのかもしれない。

僕は明菜さんに質問を続ける。
「護身術、身に付きました?」

「試してみる?」
明菜さんはそう言って僕に笑顔を向ける。
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