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運命の人
第38章 1度だけ。。。
「何も言わなくていい。。。

知ってるから。。。」


耳元で囁く声に体が反応してしまうのに、ざわざわする気持ちが入り雑じる


「え。。。?」


思わずで出た声に反応してギュッと抱きしめられていく


「知ってた?

今日はプラネタリウム、休みだよ。。。?

どうしても最期は二人でいたくて。。。

呼び出したんだ。。。」


最期。。。

この人は全て知ってる。。。

ギュッと抱きしめ返していくと、甘いキスの雨が降る


「何も言わなくていい。。。

全部。。。わかってる。。。」


心がギュンと締め付けられる

心が痛い。。。

この人がいいのに。。。

この人に触れただけでクラクラするのに。。。

この人に選んでもらえない。。。

選ぶことも出来ない。。。


「今日は出掛けよう。。。?」


「っ。。。どこに。。。?」


どこにも逃げられない。。。

帰る場所は二人とも、決まっている

修二は、奥さんのいる家に。。。

私は健人の待つ家に。。。





「1度だけ。。。


1度だけ過ちを犯さないか。。。?


許してはもらえないだろうけど。。。

それでも、美海となら過ちを犯してでも得たい。。。

どうしても。。。


後悔はしたくない。。。


こんなに心が引かれたのは美海だけだ。。。


一緒に。。。



堕ちてみないか。。。?」




堕ちてみないか?

確かに修二はそう聞いた。。。

真剣な眼差しに引き込まれていく




堕ちてみたい。。。



修二となら。。。過ちを犯しても後悔はしない。。。


でも、過ちを犯してしまったら。。。?


余計に忘れられないんじゃないだろうか?


迷う優しく私に悪魔のように囁いてくる



「忘れられなくしてやる。。。

俺も、忘れられないだろう。。。

ずっと二人だけの過ちを抱えて生きていこう。。。?


忘れられない思い出さえあれば、美海を感じて、生きていける。。。

美海だけを感じていられる。。。」


離ればなれになっても、思い出さえあれば支えになるのだろうか。。。?

修二を見ると悪い顔をした修二が私を誘う。。。


「一緒に過ちを犯そう。。。?」
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