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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第4章 面白い星
歩きながら、内ポケットから懐中時計を取り出し、時間を確認して見れば、もう19時半‥
思っていたより、夢中になっていたらしい。
「さて・・・」
此処は居城の中心部分‥
右に行くべきか、左に行くべきか‥‥
「・・・・・」
スゥーっと息を吸い込み、瞳を閉じて精神集中‥
そこから微量の力を拡散させ、ルークの気配を探る・・
「・・・
・・左・・ですね・・」
中心部分から左側にルークの気配‥
だが、何時ものルークの気配とは少々違う。
動揺?戸惑い??
そんな、焦るような感じの気配を受けた。
(早急に探し出す方が、良いのかも知れません)
見付けた気配に沿って、居城の中を歩く‥
近くなる気配‥この場所はゲストルーム、あまり使われない場所に、何故ルークの気配が??
「此処・・・ですね・・・」
このゲストルームの中にルークの気配‥
それに後2人?
1つは知っている気配‥
もう1つは、全く知らない気配‥‥
どういう理由かは分かりかねるが、とりあえずゲストルームの中に入って見る事にした。

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