この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛・誘惑なる秘密
第18章 日本ー山口で語る美波の過去

多分気を使って止めてくれた仁科さんと、言うタイタミングが無く今言ってしまった本郷さん、間が悪いってこんな事を言うと思う。
「1日此処で缶詰ぇー!?」
「‥‥それは‥‥
私でも此処で1日はキツいです」
聞いた仁科さんと宮野さんは、揃って盛大な溜め息、私と本郷さんは別に良いと思っていたのに、2人は違うの?
「正確には、この格好で1日の方ですね」
「俺もヤダー!
メチャメチャガキっぽいじゃん」
「論点はそれか」
「ぁはははは‥‥」
じゃ私はどうするのよ?
1日パジャマのままで過ごせと言うの??
宮野さんじゃ無いけど、お子様を通り超して誰とも会いたく無い。
「先に聞いておくべきだった‥‥
とは言え明日1日空くんだ、もう一度買えば良いだろ」
「黒服以外で街に出てみたいな俺」
「そういえば‥‥山口県は観光名所が多数ある筈です、周防老に会う前の息抜きにどうですか?」
「良いの仁科さん」
「ですから息抜きと‥‥
広島に入れば暇は無さそうですからね、小さな旅行も良いと思いますよ」
もしかして、仁科さんワザと言ってくれた?
それに本郷さんも宮野さんも同意してる、私があんな事を言ってしまったから、気を使われたみたい、でもありがとうみんな。

