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第25章 衝撃的連鎖ｰ主催の判断

頭に直接衝撃を与え、脳震盪を起こさせ動けなくする。
戦場でよく使った手、大概は木刀とか武器でだが。



「まだ、やるか東条？」


「はぁはぁはぁ‥‥」


この様子だと、後一撃叩き込めば気絶するな。
そう思いトドメの一撃を加えようと、少し東条に近付いた瞬間！



"パアーーーンッ！！"



「・・・・・っっ！！」


６発目の発砲！！



「くっっ！！」


俺は構わずに、フラ付き屈んでいる東条を蹴り上げた！！



「がぁっっ！！」


渾身の力を込め、東条の躰が浮き飛ぶ程蹴り上げ伸した後、俺はその場に跪く。



「しくじった‥‥か‥‥‥」


６発目の銃弾は、俺の横腹に命中。
感覚からして貫通はしていない、銃弾は体内だから出血量が少し少な目か。



「・・・
ちっ、車に止血出来る物はあったか？？」


まだ動ける、まだ大丈夫だ。


そう思い車に向かおうと思ったら、伸した筈の東条が気が付いた。
とはいえ、動けないようだが・・



「・・・一発入れて満足か東条？」


「・・・満足？
くくく‥‥
全員潰すまで満足するものか、お前らも道ずれ‥‥行方不明者を警察にリークした、所在地も仄めかした‥
そろそろサツも動くだろうよ、表のサツにCross selsなぞ関係無い」


「東条てめぇ！！」


コイツをこのまま殺りたいが、それよりリークされたのなら、向こうが心配だ！！