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契約的束縛ー羞恥公開調教
第22章 盟主の力
日本だと、発砲音だけで警察が飛んで来る。
本当に日本の警察は、優秀過ぎて面倒くさい。
「・・・
手掛かりは消えたスタッフ、それだけか‥
・・・吸うか仁科?」
建物の外のせいか、主催は煙草を咥え、手入れされている庭に座り込んでしまった。
「・・・付き合いますよ主催・・・」
私も主催の近くに腰を下ろし、煙草を1本。
流石に今回はライターで火を点けたが。
「消えたスタッフ‥
確か美波のお試し調教に使ったスタッフでしたね?」
「ああ‥‥
あの泣いて喚いた奴だ」
「もしかして、逆恨み‥‥ですか??」
「かも知れん‥
指示を出したのは俺だというのに‥‥全く‥‥」
あのスタッフに、美波をどうこう出来るような力量があるとは思えない。
やはり裏に誰か協力者の存在、東条海里と考える方が合理的。
他に美波が狙われる理由が思い付かない。
それに、従う理由それはこちら側に鍵があるのではないか?
「スタッフ・・・
だとしたら、私達やこの拠点に某ら手を出す事が出来る・・・」
言葉にして初めて、漠然とした考えから、確信めいたものへと変わっていく。
だがスタッフは、何に手を出し何を残したのか??
これに関しては、もう少しの間、堂々巡りをする事になってしまう・・・・・

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