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契約的束縛ー羞恥公開調教
第19章 2人目の主催

組員の案内で通されたのは、地下では無く2階の一番奥。
此処に上杉明(ウエスギ アキラ)が居る。
その前に、もう1つのCross sels主催、東条海里(トウジョウ ウミ)が来ている事の方が気になる。
確かに彼奴の今の拠点は広島、いや、彼奴はあまり拠点を移動させん。
だが、広島には傘下の組事務所が多数ある筈なのに、何故上杉組なんだ?
「・・・久しぶりだ櫻澤」
「ああ‥
こっち方面を選択したのは久々だからな」
目の前に居るこの男が、上杉明。
本郷並みの長身に、如何にもこっち系と言わんばかりの厳つい顔。
顔付き鋭く、極道社会では威張りくさっている方が一般的。
そんな、暴力団の手本みたいな男がこの上杉明だ。
「今回、俺の組を通すのか?」
「その予定だったが、東条が来ているらしいな?
Cross selsが2つ被るのは、少々不味い」
「東条は偶々だ‥
こっちに来たついでに、地下施設を借りに来ただけの話よ」
「それは東条に直接聞こう‥
問題が無ければ、今回商品を回すのは此処にするが、どうなんだろうな・・・」
「何が言いたい櫻澤?」

