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契約的束縛ー羞恥公開調教
第17章 魅了の調教師



「少し‥‥いや、かなり戸惑っています‥
だけど仁科さんが、嘘を吐いていない事だけは分かる‥
私、これからどうしたら良いんですか?
この姿じゃ、誰にも会う事なんて出来ない・・・」


「戸惑いは分かります、私はまだ美波に何も教えていない‥
そして嘘は一切ありません、それと色彩は意志の力で元に戻りますから安心して下さい」


「戻るんですか?」


「ええ‥
普段の私を見ていて分かりませんか?」


「普通の茶髪に黒い瞳・・・」


今の瞳を初めて見たくらい、普段の仁科さんは普通だった。



「普段の姿の方が、色彩を変えているんです‥
本当は・・・・・」


仁科さんが、そっと瞳を閉じる。
それに合わせて、仁科さんの髪の色が変わっていく。


茶髪から、黄金にキラキラ光るゴールドの髪の色に・・・



「これが本来の私‥
日本人には全く見えませんね・・・」


髪を掻き上げ、瞳を開いた仁科さんは・・・全く日本人を感じさせない姿。



「ハーフと・・・」


「ヨーロッパ人と日本人のハーフです‥
この姿だとヨーロッパ人、つまり希少種の血統の方が際立ちますね‥
ですが後の半分は日本人、只人から希少種へ今の美波と同じ方法で、希少種となった日本人の父の血、ですから色彩を変えると日本人に見えるんです」



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