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契約的束縛ー羞恥公開調教
第17章 魅了の調教師
「はぁぁ‥‥」
美波に血を与えて、私の方が喜びと少々の快感に吐息が上がる。
それにしても、美波の餓えの周期が早い。
少なくとも半年から1年、潜伏してからだと思っていた。
だが実際は数ヶ月にも満たない今。
何故こんなに早い??
「んっはぁ・・・」
「・・・餓えが収まるまで、私の血を幾らでもあげますよ美波・・・」
流れる血を、トロンとした瞳で舐め取る美波。
はっきりと分かる程の大きな共鳴、こんなのを感じたのは何時振りだろう??
(・・・
まだ、繋なる一族が居た頃・・・)
同じ稀少種の一族だとて、大きな血統はある。
この感覚を感じたのは、まだ私の血統が生きていた頃。
特に私がハーフの原因になった、日本人の父から強く感じた。
昔、遠くヨーロッパに流れ着いた父、そしてその父を見付け助けた母。
母は気付いていた、父が生涯のパートナーだと。
だから助け、父と血の契約を交わした。
そして産まれたのが私。
この頃はもう稀少種は血の限界が来ていて、出生率はほぼ0。
だからハーフという混血の血を持った私に、一族の期待は集まった。
集まったが、衰退の道は避ける事は出来ず、最後まで生き残った父すらも・・・
(・・・昔の・・・話ですね・・・)
遥か昔、もうどれくらい昔になるのか??

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