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契約的束縛ー羞恥公開調教
第11章 美波と調教師1
「どうした美波?」
「この‥‥写真‥‥‥」
櫻澤さんは、話し終えてから、また向こうに行ってたんだけど、私の言葉でもう一度デスクの方に戻って来た。
「写真?」
「・・・
当日の夜に、刀谷邸を訪ねた男の人を撮した写真だって‥
これ、本当かな?それに、後ろ姿だけど似てる・・・」
「どらどら・・・
・・・・・本当だとしたら似ているな・・・・・・・仁科に・・・」
後ろ姿だけど、だけど・・
姿形は仁科さんに似てる・・
でも、仁科さんだって確信も無い・・
「・・・
あの日、仁科さんは、私の傷の手当てをして‥
急に用があるからと、部屋を出て行っちゃった・・」
「・・・次の日、仁科はかなり体調が悪かったな‥
仁科の体調不良など、一度も聞いた事は無かったが‥‥
偶然か本物か、どちらにせよ写真はプリントアウトしといてくれ」
「はい・・・・・」
仁科さんじゃ無いよね?
こんな場所に行く理由が無いもの。
だけど似てる姿、急な用事で外出、凄く辻褄があってると思うのは何故??
これが仁科さんかどうかは、櫻澤さんは私に何も言わなかった・・・・・

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