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イタズラな満月(フルムーン)
第10章 7th moon…偽りの心

「何でオレがあんなにグイグイ撫でられてってしなきゃいけねぇ訳!」
「仕方ないだろう。ユトは、そうなんだから。」
「だからって…」
「その割には嬉しそうな顔と声だったけど?」
そう言うのは、雅だった。カタンっとユトは雅の横に座ると、見上げた。
「そんな事よりも、アリス…」
「?…何?」
「今夜は…やっぱ行くの止めとくか?」
「…だめって…見つからなかった?」
「……そうじゃなくて、見つかったんだよ?見つけるよ。バディの相手を見つけるのなんて簡単だよ。」
「じゃぁ、…どうして?」
「…うん、なんて言うか、今日は忙しそうだったし。」
「忙しそう…か。そうだよね、仕方ないか」
そう言うと、少し残念そうに天井を仰いだ雅。
「仕方ないだろう。ユトは、そうなんだから。」
「だからって…」
「その割には嬉しそうな顔と声だったけど?」
そう言うのは、雅だった。カタンっとユトは雅の横に座ると、見上げた。
「そんな事よりも、アリス…」
「?…何?」
「今夜は…やっぱ行くの止めとくか?」
「…だめって…見つからなかった?」
「……そうじゃなくて、見つかったんだよ?見つけるよ。バディの相手を見つけるのなんて簡単だよ。」
「じゃぁ、…どうして?」
「…うん、なんて言うか、今日は忙しそうだったし。」
「忙しそう…か。そうだよね、仕方ないか」
そう言うと、少し残念そうに天井を仰いだ雅。

