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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第11章 外側と内側



早乙女紀永でも、プログラマーKIEIでも、今はそれなりの伝手はあるつもり。



(・・・
待て‥確か申請が来ていた企業の中に、この特殊配線を扱う企業がなかったか?)


方向性を変えて、一旦オフィスの方に繋げ、此処のところ掛かり切りだった、OS使用契約申請一覧に目を通す。



「・・・・・・」


乱立する企業名から、1つをアップ‥
それから最近使っている例のサイトへ‥‥


キーボードを打つ指だけが早くなる‥
本社内‥こういう危ない事は早めに終わらせたい・・・



「おい紀永・・・」


「・・・・・・・」


今は朔夜叔父の話を聞いている暇は無い‥
少しでも早く、探りを終わらせなければ‥‥
発信場所がクラスター本社とバレるのは、かなり都合が悪いからだ。



「・・これか‥
在庫は‥‥あるにはある様子だが、直接交渉して見るか?」


「こっちが必死に何日も駆けずり回っているのに、ものの1時間足らず・・・」


回線をエッジ社に回し、そこから目的の企業に‥
多少不服だが、使用契約許可の代わりに、特殊配線の調達‥これで交渉メールを出してみた。



「灯台下暗し‥
意外に日本の企業だった‥‥
さて、返事が来るかな?」


「日本の企業なら、力圧しという手もないか?」


「相手が中小ならそうするが、クラスター社並の大企業‥
ミドルネームの方で交渉を打診しているから、事を大きくはしたくない」


「・・・
お前の懐は、どれだけのネタが詰まっているんだろうな・・」


「少なくとも、叔父より多いのは確かですよ?」


「・・たくっ‥‥」


悪態付かれても、こればかりは、外をやって来た私の特権‥
本社だけの叔父には、出来ない芸当なのだが‥‥


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