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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第11章 外側と内側



久々の仕事とは関係無い1人酒‥
気楽なせいもあって、量だけは進む・・



「マスター‥
次はウォッカで・・」


「強いですね‥‥」


「さあ・・
やせ我慢かも知れないよ?」


「やせ我慢の人が、そこまで考えて話しません」


「・・・・・」


流石‥‥こういう商売が長いと、人の性格も見抜きやすくなるのか・・



「・・余計でしたかな?」


「・・くすっ‥
いや‥流石だと思ってね、隠すのは上手いと思っていたんだが・・」


「こういう場末の場所に来るようなタイプの人では無い‥その程度は・・」


「そんなタイプか‥
あまり頓着は無かったんだが、そういう風に見えるのだね・・」


「話し方や行動仕草で、どの程度の立場の人間かは・・それが仕事ですが・・・」


「では私は?」


少々の面白さ、私はどう見られるのかと‥



「・・・・・
先ほど言いました通り、こんな場末に来るタイプでは無い‥
そうですね‥‥仕草から見て、子供の頃から確かな教育を受けた‥どこかの名家のご子息‥‥そんな感じです」


「・・・
驚いた・・・」


そこまで正確に当てるとは‥
職業柄は伊達では無いという事か・・



「やはり余計でしたかな?」


「まあ・・
外れてはいないよ‥
ただ、そんな表の自分を、たまにはリラックスさせたいという感じかな?」


「リラックスですか‥
この土地です、外戚関連は多いですから、見抜かなければ商売は成り立たないんですよ」


「外戚‥早乙女‥‥か」


「ええ‥
気難しいのが多いですから」


「・・・
外戚になればなる程、早乙女というプライドだけで生きている人種だ‥
何かあれは、直ぐに早乙女の名を口にする・・」


「辛辣ですね、まるで早乙女外戚を嫌っているような言い方‥
この街では少し不味いですお客さん」


「こちらは全く構わないのだが‥
本当の事を言ったまで‥‥」


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