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《愛撫の先に…②》
第10章 モヤモヤの日々
その夜4つ入りプレミアシューを持って結城がドアをノックするも奈々美は彼を部屋に入れる事はなく。

『俺の好きなプレミアシューを将也が覚えててくれて出張先近くの店で買ってきてくれたものなのに…』
そう言ってドアを離れていく結城。

その一言がかすかに聞き取れたのは奈々美がドアに寄りかかっていたからだろう。

結城さんの好きなもの?
あたしの知らない事で中谷翔子・将也が知っている事…
もういい…どうでも…それに何もかも聞かれていたらあたしが翔子さんに問い詰める様子も聞こえたのかもしれない…
そんな事が知れたらとても恥ずかしい…

✜ ✜ ✜

それからの日々。

何故そんなつまらない事を気にするのか…?
そう聞きたくなる程に奈々美は結城に対して距離をとった。
それを聞き親友の陽子は馬鹿みたいなのは奈々美だと言うがアドバイスさえも素直に聞かない奈々美。

『結城さんの存在って何?ただのホテルマンとお客なの?彼と彼女じゃないの?変よ、結城さんもよく黙って奈々美のわがままをやり過ごしてるわね』
そう言ってランチ時口を尖らせる陽子。

『何って結城さんがあの白い家の前であたしをスイートタイムに連れて行ったのよ、あたしの意思なんて何でもないとか?』
スープを飲んで口を拭く奈々美はため息。

『あのたまごホリックの嫌がらせから守る為じゃない、わざと拗ねてる?その優しさを理解しないと罰があたるよ…本当にせっかくプレミアシュー持ってドアまで来てくれてたのにもったいない…』
陽子の台詞のもったいないとは食べ物の事もだがスイートタイムに居るのに何故そんなつまらない意地で結城を避けるのかという事。
陽子は遥斗の次に結城を気にいっているのだ。

『翔子さんが絡むプレミアシューなんていらない、スーパーの1個158円ので充分、庶民を馬鹿にしてるっ』
奈々美は伝票をサッと取りレジに向かった。

『そんなに意固地だとあたし友達辞めるよ?』
伝票を持って行かれレジ前に急ぐ陽子はため息。

翔子さんが絡むプレミアシューとか、嫉妬じゃない?
結城さんの事馬鹿呼ばわりされて怒った意味は気づいているの?
ぜぇんぶ嫉妬だからね奈々美っ……
あたしとの電話で遥斗と仲いい事奈々美羨ましがっているじゃない…
奈々美も隣の部屋に結城さんいるんだから負けないくらい仲よくすればいいのにさ…

親友が前を歩くのを追う陽子。

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