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隠しごと
第3章 痴漢

窓にばっちりうつった顔を背けると後ろから笑ったような空気が伝わった。
「……ンアッ、」
指がくの字に曲がる。
内側の粘膜を浅くつつき、ひっこみ、今度は深く突っ込む。
尻の孔の皺までひとつひとつなぞられ、膝がガクガク笑う。
指が一本から二本へ、三本へと増える。
回して、引き抜いて。
グチュグチュ
次第に中が熱く充血してくるような熱に浮かされる。
「アッゥンン…右京…アッ」
(最低だな俺)
痴漢されて、感じているなんて。
昨日だって、いやだって拒んで喚いても聞き入れなくて、結局イクまでヤるはめになった。
それなのにまたのこのこついてきて。
なのに
指でさんざん中をかきまわされて、前も後ろも我慢の限界だった。
目をきつく瞑る。
膝が砕けそうなのを吊り革にぶらさがり堪える。
車内のざわめきが遠のく。
「中から聞こえるいやらしい音、わかるやろ?。前も固くなっとるなぁ」
「…も…ダメ…アッ…クッ」

