この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第1章 ♭眠れぬ夜♭
 皐月だって、欲しくても子どもを持てない宿命の辛さは満更知らないわけではないだろうのにと、恨めしく思う気持ちにもなってしまう。
―旦那のお義母さんったら、私の顔を見る度に〝子どもはまだ?〟って訊くのよ。もう、本当にいやになっちゃう。
 周囲からせっつかれるのを嘆いていたはずの皐月だけれど、三人の子の母となった今は、とうにそんな頃の気持ちは忘れているのだろう。
 美海はカーソルを動かし、何か割り切れない気持ちのまま、その画像をゴミ箱に移動させた。最初の頃は、親友の大切な子どもたちの写真を棄てるのは忍びなかったし、たとえ相手が知らないとしても、後ろめたい気持ちになった。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ