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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第15章 AM10時の光景

ずっと見たかった初めての朝のアズは、昼間よりも元気もなく、静かだった。
朝早くに家を出て、遠くから出勤してるアズ。
やっぱり朝は辛いんだなぁ。
でも、今日はアズとゆっくり会える事になって、嬉しい。
さっきまでアズに抱き締められていた体が熱い。
こんなにもアズが好き…。
いつからこんなに夢中になってしまったんだろう…。
まだまだ私が知らないアズがたくさんいる。
少しずつでも、アズの事知っていければいいのに…。
そう思いながら、私は扉を閉めて掃除場所へと戻って行った。
今日も会える。
その事が力になって、1日元気に過ごせる気がしていた。

