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江口浩一郎さんの作者ニュース
「なりすました姦辱」の第三章の投稿が完了しました。
こんにちは。江口です。
『なりすました姦辱』について、しおり・拍手・エモありがとうございます。大変励みになります。
また、新たにファンになっていただいた方へも、厚く御礼申し上げます。
さきほど、第三章の投稿を終えました。
次回投稿より、いよいよ最終章となります。
さて、あくまでも私見であること前提ですが…
執筆でのLLMの利用について、先般「言葉探しに便利だな」と書きましたが、「官能小説そのものの生成ができるか」というと、今のところは「うーんまだダメじゃない?」と考えています。
小説には以下の3つの側面があると思っています…あ「小説とは」を嘯くわけではなく、小説というものをLLMを通して捉える際の、ひとつの観点程度に考えていただければと。
1.作話:プロットや粗筋です。物語内時間軸に沿うてリスト化できるものです。
2.作劇:演出です。舞台環境はもとより、文体、登場人物の属性や口調・行動・心情などのほか、展開も含むため、依存するのは読書時間(現実時間)軸となります。
3.作術:前二つがWhatならばHowです。言葉選びや修辞など、どの記号を用いて記述していくかということです。
LLMは、その基本原理より3はわりと得意です。1も、まあできなくはないと思います。
ただ、例えばnfswなローカルLLMを使い、淫語を沢山で(=3)淫猥な行為・出来事を綴れば(=1)昂奮しますか?、と言われると、江口はしませんw
こと官能小説においては2がキモであって、現時点のLLMはこれがヘタクソだし、生成文量が一定を超えると簡単に破綻します。
想像ではありますが、2はコンテキスト長に依存し、小説というものの必要量は凄まじくデカいので、現時点のリソースパワーでは処理しきれないのだろうと考えています。そもそも〈官能〉という目標を持つ小説においては、LLMの生成テキストは究極的に記号接地し得ないと考えているので、「まだまだエロ小説の生成では人間様には及ばんな」と思うわけですw
流行りのエージェント指向とか、(散文ではまだですが)基本原理の異なる新技術も出てきており、技術革新が目覚ましい分野なので、明日には話が変わる可能性がありますが…
というわけで、今のところは江口任せで執筆された当作についてw、引き続きよろしくお願いします&お手に取っていただければ幸いです。
『なりすました姦辱』について、しおり・拍手・エモありがとうございます。大変励みになります。
また、新たにファンになっていただいた方へも、厚く御礼申し上げます。
さきほど、第三章の投稿を終えました。
次回投稿より、いよいよ最終章となります。
さて、あくまでも私見であること前提ですが…
執筆でのLLMの利用について、先般「言葉探しに便利だな」と書きましたが、「官能小説そのものの生成ができるか」というと、今のところは「うーんまだダメじゃない?」と考えています。
小説には以下の3つの側面があると思っています…あ「小説とは」を嘯くわけではなく、小説というものをLLMを通して捉える際の、ひとつの観点程度に考えていただければと。
1.作話:プロットや粗筋です。物語内時間軸に沿うてリスト化できるものです。
2.作劇:演出です。舞台環境はもとより、文体、登場人物の属性や口調・行動・心情などのほか、展開も含むため、依存するのは読書時間(現実時間)軸となります。
3.作術:前二つがWhatならばHowです。言葉選びや修辞など、どの記号を用いて記述していくかということです。
LLMは、その基本原理より3はわりと得意です。1も、まあできなくはないと思います。
ただ、例えばnfswなローカルLLMを使い、淫語を沢山で(=3)淫猥な行為・出来事を綴れば(=1)昂奮しますか?、と言われると、江口はしませんw
こと官能小説においては2がキモであって、現時点のLLMはこれがヘタクソだし、生成文量が一定を超えると簡単に破綻します。
想像ではありますが、2はコンテキスト長に依存し、小説というものの必要量は凄まじくデカいので、現時点のリソースパワーでは処理しきれないのだろうと考えています。そもそも〈官能〉という目標を持つ小説においては、LLMの生成テキストは究極的に記号接地し得ないと考えているので、「まだまだエロ小説の生成では人間様には及ばんな」と思うわけですw
流行りのエージェント指向とか、(散文ではまだですが)基本原理の異なる新技術も出てきており、技術革新が目覚ましい分野なので、明日には話が変わる可能性がありますが…
というわけで、今のところは江口任せで執筆された当作についてw、引き続きよろしくお願いします&お手に取っていただければ幸いです。
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