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雪 碧子さんの作者ニュース
薫りの記憶
相変わらず香水フリークな今日この頃でございます。
…特に昔の名香にハマっています。
今は資生堂の「沙棗」という伝説の香りに夢中です。
既に廃盤となっているこの香水は、私の学生時代の思い出の香りなのでございます。
大変美人で華やかな友人が愛用していた「沙棗」…。
憧れの香水でした。
けれど私はその後なぜか海外の香水に夢中になり「沙棗」を手に取ることはありませんでした。
ディオールやロシャスやキャシャレルやゲランにハマり、「沙棗」のことはすっかり忘れていました。
一端に、「香水はヨーロッパが王道だ。ヨーロッパの香水が一流なのだ」なんて浅はかに思い込んでいて…。
それから「沙棗」はあの友人のように華やかな美人でないと似合わないと思い込んでいたのです。
…そして月日は流れ、いざ「沙棗」を手に取ろうとすると…もう何年も前に廃盤になっていたことを知るのです。
ショックでした…。
どうしてもあの薫りを確かめたい私は、ネットオークションに手を出してまで購入しました汗
ドキドキしながらプッシュしてみると…
…薫りって本当に不思議です。
一瞬にしてその頃の友人の姿や、表情、言葉などが鮮やかに蘇ったのです。
懐かしい学生時代の記憶とともに…。
そして、私自身もすっかり大人(笑)になったせいか「沙棗」が背伸びをせずに付けられるようになったのです。
…もう二度と作られることのない幻の香水「沙棗」
かつて中国の伝説の麗しい香妃をイメージして作られたという「沙棗」はその妙なる薫りとともに、切なくも美しい憧憬を私の胸に呼び起こすのでした。
…特に昔の名香にハマっています。
今は資生堂の「沙棗」という伝説の香りに夢中です。
既に廃盤となっているこの香水は、私の学生時代の思い出の香りなのでございます。
大変美人で華やかな友人が愛用していた「沙棗」…。
憧れの香水でした。
けれど私はその後なぜか海外の香水に夢中になり「沙棗」を手に取ることはありませんでした。
ディオールやロシャスやキャシャレルやゲランにハマり、「沙棗」のことはすっかり忘れていました。
一端に、「香水はヨーロッパが王道だ。ヨーロッパの香水が一流なのだ」なんて浅はかに思い込んでいて…。
それから「沙棗」はあの友人のように華やかな美人でないと似合わないと思い込んでいたのです。
…そして月日は流れ、いざ「沙棗」を手に取ろうとすると…もう何年も前に廃盤になっていたことを知るのです。
ショックでした…。
どうしてもあの薫りを確かめたい私は、ネットオークションに手を出してまで購入しました汗
ドキドキしながらプッシュしてみると…
…薫りって本当に不思議です。
一瞬にしてその頃の友人の姿や、表情、言葉などが鮮やかに蘇ったのです。
懐かしい学生時代の記憶とともに…。
そして、私自身もすっかり大人(笑)になったせいか「沙棗」が背伸びをせずに付けられるようになったのです。
…もう二度と作られることのない幻の香水「沙棗」
かつて中国の伝説の麗しい香妃をイメージして作られたという「沙棗」はその妙なる薫りとともに、切なくも美しい憧憬を私の胸に呼び起こすのでした。
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