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そなたを愛するからこそーそれがそなたを中途半端に抱いた理由だ
こんにちは。

 
  ちょっと愕かれたでしょうか、、、

  実は作中で皇帝がセリョンに最後に告げた台詞は、作者の呟きでもありました。
  執筆当時は、あそこまで描くつもりはなく、二人の軽いキスシーン程度で終わるはず
  でした。
  しかし、一生懸命描いている中にいつしか作品に入り込み、気がついたときはもう
  すべてのシーンを描き終えた後でした。

  茫然とした作者です。
  ーこんなはずでは。
  と思いましたが、皇帝が「秘密の情事」の事後、やはりセリョンに告げた
  言葉がすべてを説明してくれるのかなと思います。

  ーそなたを本気で好きになってしまった。だからこそ、最後まで抱かなかった。

  セリョンはムミョンを愛していることを誰より皇帝はよく知っています。
  権力をもってすれば、セリョンをこの場で抱くことも
  また清国に連れ帰ることもできたはずですが、敢えてしなかったのは、
  皇帝がセリョンに「本気」になってしまったからでした。

  セリョンは、どうやらムミョンだけでなく、清の皇帝の心まで奪った
ようです。

  ですが、セリョンはこの日、夫には絶対に話せない秘密を持ったのは
  確かです。

  だからこそ、皇帝は
  ー今日の出来事に深い意味を持たせるな。この部屋を出たら、すべて忘れよ。
  と言ったのですね。

  それほどの思いやりを示すなら、最初から手を出さなければ良いのに、、  
  と思いますが、皇帝としてはセリョンに触れずにはいられないほど
  心を奪われていたのでしょう。

  しかし、どれほど虜になっていたとしても、ぎりぎりで自制できるのは
  流石は大国の統治者だけはあるし、またセリョンのことをそれだけ
  真剣に思いやったからともいえるかもしれません。

 
[作成日]2020-04-30
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