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NEW 雪 碧子さんの作者ニュース

闘わないお母様
作中のキャラで気になる方がおります。
それは千賀子様です。
…千賀子様…分かるようで分からないお方…。
瑞葉様のことを愛してないわけではないけれど、常に薫子様の影に怯え、泣いてばかり…。
か弱い嫁も過ぎるとダロ!とツッコミを入れたくなるお方…。

薫子様がマレフィセントならば、千賀子様はオーロラ姫のお母様…お后様ですね。
所謂ディズニー版の「眠れる森の美女」のお后様は、漸く授かった娘がマレフィセントに魔法をかけられ、その呪いを防ぐために妖精に託し、16年間も手元から離されるのに、別れ際に王様と涙するだけで何もしません。
高貴な立場だから…と言ってしまえばそれまでですが、私には愛が希薄に感じられました。

千賀子様も、愛が希薄です。
母性が薄いのではなく、愛が薄いのだと思います。
闘わないお母様は存在しないのと同じです。
別作品の鬼母お母様、光様は常にメドゥーサのように怖い母でしたが、いざ薫坊の危機があれば自ら闘って我が子を守ったに違いありません。
千賀子様が光様だったら…このお話は違う方向に向かったことでしょう。

オーロラ姫には眠りを覚ましてくれた王子様が現れました。
けれど王子様が常に清く正しく美しいひととは限りません。
瑞葉様の王子様は、果たしてどのようなひとなのか…。
私も昼尚暗い愛と禁断の森の中に彷徨いながら、お話を描き続けてまいりたいと思います。(…今日はなんだかカッコつけちゃいました…笑)


雪 碧子
[作成日]2018-11-27
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