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懸命にオクチョンを庇う国王を母たる大妃は冷たい眼で眺めて
こんばんは。

 今日の場面、最初、ほのぼのとしたスンと大妃の母と息子のやりとりから始まりますが、
 スンがユンの話を持ちだしたことで、雲行きが怪しくなってしまました。


 後半は、大妃・スン(粛宗)二人のオクチョンに対する見解、その違いが
 表れていますね。


 大妃は相変わらず、オクチョンを「下心を隠しもつ賤しい生まれの妖婦」、
 スンは「出会ったときから変わらず、心のキレイな優しい女」だと思っているのです。


 その見解の相違から、大妃の見舞いに来て母の世話を甲斐甲斐しく焼いていた王は
 つい、ムキになり母の前でオクチョンを庇い続けます。


 しかし、一国の王である息子がそこまでオクチョンに心を奪われているとうことは
 大妃には我慢なりません。

 大妃からすれば、息子は「妖婦に血迷った愚かな男」なのです。

 しかし、本当は、どうなのでしょうか。

 大妃は-息子に粥をたべさせて貰える私は、この国一番の幸せもの。

 と、自分で言っています。

 貴族として生まれ、十代の少女の頃に王太子妃となり、夫が即位して王妃となった。

 夫の死後は息子が即位し、大妃となり、国母となった女性。

 本当に生まれたときから、何もかも手に入れた人、それが明聖大妃でした。


 それに比べ、オクチョンは大妃とあまりにかけ離れた少女時代を過ごし、
 粛宗の寵愛を得て第一王子を生んでさえ、いまだに後宮で孤立するほど蔑視されています。


 大妃にオクチョンの気持ちは、恐らくカケラほども理解できなかったのではないかと

 思えてならないのは作者だけでしょうか。
[作成日]2018-09-20
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