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さんの作者ニュース
お読みになったものがすべてです。
いつもお世話になっております。
マリリン・マンソンは言わずと知れたアンチキリストのロックシンガーです。
そりゃあもう破廉恥な歌を唄っておりますので、教会から目の敵にされています。
マンソンが教会関係者に宛てたコメントです。
『彼らが俺を貶すほど、俺の曲が売れる。
儲けた金で、俺は教会に寄付してやるんだ。
感謝してるよ。
俺はアンタたちにキスを送るぜ』
当時十代であった私は、この記事を読んで大笑いしました。
クレバーだと感じました。
私が書く物語はクセがあり、読者様を選ぶだろうと自覚しております。
批判を受けることの方が多いのじゃないかしらん。
それでも良いと思っております。
お読みになったものがすべてです。
あなたの心はあなただけのもの。
何を感じて頂いても構いません。
必要だと感じるならば、どうぞどこかにお書きになって下さい。
何かを感じ取って下さったのならば、しめたもの。
何も感じられなかったのならば、申し訳ございません。
私の力量不足です。
物語中に、こんなシーンがございます。
ヒロインが、とある登場人物の『幸い』を願って向日葵を狂ったようにむしりとります。
私は醒めた書き手ですから、登場人物たちの心には寄り添いません。
どんなシーンも、私情を挟むことなく冷徹に描ききることが、私の正義です。
そんな私が執筆中に唯一、泣きながら書いたのが、向日葵をむしりとるシーンです。
私は亡くなった兄の他に、ふたりの弟がおります。
弟たちはおそらく、私の存在を知りません。
2014年の連載当時、末の弟は成人を迎える年でした。
私は、彼らの幸いを願って書いておりました。
ふたりの弟に宛てた出せない手紙が、【Re:again】です。
―私が書く物語は、一部の方には響くだろうと信じて書き続けております。
辛い過去を抱えて、もがきながらも懸命に生きておられる方に向けて、私は物語を発信しております。
不条理に満ちた現世では、幾つもの困難が待ち受けているものです。
そんな世界でも、前を向いて生きる姿は美しい。
朝一で更新する理由は、“今にも崩れ落ちてしまいそうな誰か”に向けての、私なりのエールです。
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