「あなたは、いついかなる時であっても、晴れた日も、嵐の日も美鈴音子を妻として愛することを・・・誓いますか?」
とある高原のホテルの庭。
大きな、大きな満開の桜の樹の下、月下氷人が俺に厳かに告げた。
空はスッキリと晴れ渡っている。
今日、この日が晴天に恵まれたこと、そして桜の木が満開であったことに、俺は柄にもなく、神様とやらに感謝をしていた。
今日は、俺と音子にとっての大事な日。
籍を入れて10ヶ月目での、ようやくの結婚式だ。
招待客はいない。
月下氷人役は作者Kalraが買って出てくれた。
(ピックアップ3回目のお祝い♪なんて言ってたな・・・)
そして、誓を立てるのは神ではなく、俺達を引き合わせてくれた、この世界にと二人で決めていた。
「はい・・・誓います。」
だから俺は、このどこまでも晴れ渡っている空に誓いを立てる。
「では、美鈴音子。
あなたは、市ノ瀬直行を夫として生涯愛することを誓いますか?」
コクリと音子が頷く。
そして、少しだけ上ずった声・・・いや、涙混じりの声で言った。
「はい・・・ぢがいます・・・」
そのままえぐっ、えぐっと堪えきれずに泣き出してしまった。俺はぎゅっと組んだ腕に力を込めた。
「では、誓いのキスを♪」
ちらっと作者の方を見る。声が弾んでいるぞ。
あんた、やっぱりこういうシーン好きなんだな・・・
それには構わず、俺は音子と向き合う。
純白のドレス。少しアシンメトリーのデザインで、左肩だけが大きく開いていた。音子と二人で選んだのだ。
ベールを上げると涙目の音子。
少し鼻水が出そうになっているな・・・かろうじてすするのを我慢しているようだった。
その顔は多分、普通に見たら花嫁のそれではないのだろうが、俺にとっては、最高に可愛らしい表情だった。
「音子・・・」
思わず声が漏れる。
キスなら何度もした。
身体だって重ねた。
でも、今日のキスは・・・生涯で一番のそれになる・・・そう思えた。
ぽろりと、音子の右目から涙が一粒。
左目からも同じように。
桜がひらひらと舞い散る中、
その涙も思い出も、何もかも一緒に抱きしめるようにして、
俺はそっと、
音子の唇にキスをした。
ありがとう、音子。
俺の側で生きてくれて、
俺を愛してくれて。
そして、これからも一緒に、
ずっと、一緒にいよう。
音子よ・・・。
作者ページ
kalraさんの日記
祝・ネコの運ぶ夢🎊ピックアップ3回目っ!!(結婚式Ver.)
[作成日] 2026-04-13 19:51:02
日記へのコメント
皆様・・・
ネコが3回目のピックアップ・・・
すごい。
もう言葉になりません。
あまりに感動したので、結婚式書いちゃいました(^^)
ちゃっかり私も登場してね。
結婚式のちゅーは私、大好きなのできっと、見てたらニコニコしてしまいます。
このお話、たしか私の記憶では連載終わり時点では拍手が120ほどだったと思います。それが今では470に迫る勢い。
しかも、ピックアップも連載終了後です。
ネコのお話をこんなにも愛してくれる人がいることに
感謝してもしきれません。
このお話を読んでくださったすべての人に、
優しい夢が訪れますよう・・・祈っております。
Kalraでーした♪
ネコが3回目のピックアップ・・・
すごい。
もう言葉になりません。
あまりに感動したので、結婚式書いちゃいました(^^)
ちゃっかり私も登場してね。
結婚式のちゅーは私、大好きなのできっと、見てたらニコニコしてしまいます。
このお話、たしか私の記憶では連載終わり時点では拍手が120ほどだったと思います。それが今では470に迫る勢い。
しかも、ピックアップも連載終了後です。
ネコのお話をこんなにも愛してくれる人がいることに
感謝してもしきれません。
このお話を読んでくださったすべての人に、
優しい夢が訪れますよう・・・祈っております。
Kalraでーした♪
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