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逢魔が時
第6章 逢魔が時

聡は書くのを辞めていた
もう書けない……と作家活動を辞めた
坂崎は何度もあしげく通って聡を説得した
だが……美紗をなくして聡は廃人寸前になった
坂崎は聡に
「美紗を探して連れて来れば良い…
美紗も逃れられない蜘蛛の糸に捕まっている
貴方が書けないと言うのなら、俺は書かせる様にするまでだ!
さぁ、逢魔が時に美紗を見つけに行けば良い!」
坂崎は聡の、背中を押した
坂崎は探偵を雇い美紗を探させた
何処へ逃げても必ず……
見付ける
その想いで、やっと聡は生きる希望を見付けた

