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桜の季節が巡っても
第7章 傷心の秋
仕方ないなあ-龍貴の呟きが聞こえた。
横に逸らしていた顔に、少しひんやりとした感触。
「泉夏のお願いなら、帰るわけにはいかないな」
龍貴の右手が泉夏の頬から顎に静かに伝う。
熱くなっていた頬には心地良い、適度な冷たさ。
泉夏は龍貴と向き合った。
龍?-唇を開きかけ、彼自身の発する言に重なる。
「こんばんは、伊東君」
泉夏の背後にちょうど到着した大樹に、龍貴は双眸を細めた。





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