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桜の季節が巡っても
第7章 傷心の秋
「確かご近所さんなんだよね?」
「そうそう。家が近いから、たまには会うって言うか…」
「…」
会話が途切れてしまい、泉夏は溜め息。
自分だって、まだまだ失恋の哀しみから立ち直ってないのに。
でも、恋をして切ない気持ちになる事。
必要以上に色々考えてしまって悩んだり傷付いてしまうのは、よく分かるだけに放っても置けない。
「伊東君、今度龍が会いたいって言ってたよ」
泉夏はさり気に話題を変える。
またしても龍貴繋がりで、余計まずかった?-どきどきしたが、予想に反して大樹の表情が明るくなった。
「え、本当に?」
「うん、本当」
泉夏の事に関しては(勝手に)ライバルだと思っている大樹だったが、それ以前に龍貴の人柄に惹かれなんだかんだで好いてるようなので、そう言ってもらえるとやはり嬉しいらしかった。
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