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夢のその先…
第21章 接近
和哉は匡哉がいる生活が、当たり前のようになってきた
それが嬉しくもあり…
父ちゃんみたいに…期待して良いのか?
混乱していた
父ちゃんが欲しい
この前…匡哉に肩車をしてもらった
和哉が…仲の良い親子連れを羨ましそうに…見ていたから
匡哉は和哉を抱き上げ、肩車をしてやった
和哉は、嬉しくて…
嬉しくて…
泣いていた
ずっと我慢してきた
ずっと…仲の良い親子連れが
羨ましかった
肩車をして欲しかった
和哉…と呼んで
抱き上げて欲しかった