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夢のその先…
第13章 新学期
「必ず逢えるよ!
和哉が望めば…夢は叶えられる」
「本当に?」
「約束する…でも…君は…」
匡哉はそう言いかけて、誤魔化す様に笑った
父親を知った時
君は…何を想うのだろう…
軽蔑するかな?
それとも…何故黙ってたのか…
怒るかな
それとも…
「和哉…母さんを守って…
強い男の子になるんだよ!」
匡哉は願いを込めて…
言葉にした
和哉は笑って「おう!」と言い
「先生、話を聞いてくれてありがとう!」
と、頭を下げた
そして、走って…自宅へと駆けて行く
匡哉は…
その姿を…ずっと見ていた
和哉の姿が…消えてなくなっても
そこで見ていた

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