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つみとバツと結
第3章 東海林ラエル
「ぐぅ…やらされていた?話をするまでもない!我々は、全て担当で分かれて働いていたんだ!岩田は発見、私は薬剤、鬼塚は資金、お前らの頭は数式…それより上も下もない!全て平等にだ!」


「分かりましたよ………。」


その話さえもジンは、素っ気なく聞きジーンズの後ろポケットから古い手帳を出した。


その中に書いてる一部を読み始めた…


『太古の昔、神は悪を滅ぼし天使を遣え平和な大陸を生み出した。それが地球。神は天使と共に天に昇る際に二つの命を残した。

残された二つの命は、やがて男と女になり平和な大陸を駆け巡った。だが、神に一つだけ約束を交わしていた二人だったが何時しかそれを破り"最果ての地"へとたどり着く。

その"最果ての地"には荒れ果てた地でただ一本の木があるだけ。その木には大きく熟れた実がなっていて二人はそれを食べるなと言われた神との約束を破り食べた…』
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