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甘酸っぱい恋の足音
第3章 メイド
働くってこんなに楽しいものとは思いませんでした
「もっと教えてください」
「そう働きづめはいけません、明日お休みでしょう?」
「でも、動くって楽しいです、嫌な事も忘れてしまう」
「嫌な事?」
「はい、今までの事、消しゴムで消せるなら消したい、親の決めた許嫁の存在を、私だって恋愛したい」
「そうですか?でも仕方ないですね許嫁って方もきっと探していると思いますよ」
寂しく微笑んだ
「私が知らなくとも・・・・彼方は知ってるんですね」