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シリウスの小説執筆方法論
第6章 『よこはま・たそがれ方式』で官能小説を書いてみる
※
夕立。
町はずれのモーテルの部屋。
床に脱ぎ捨てられたスーツ、ワイシャツ、ネクタイ。
そして買い物かご。
激しくきしむベッドの音。
「いいだろ? 今日は、明美!」
懇願するあなたの声。
「だめ、お願い、だめなの!」
横に何度も振られる私の首。
更に激しくきしむベッドの音。
「ああっ! だめっ! ああっ!」
絶え間ない高い声。
「いいだろ? な? 欲しいだろ?」
また懇願するあなたの声。
「だめっ! あっ!」
仰け反る体。
「いく! いくよ! 明美!」
せっぱ詰まった声。
首を縦に振る私。
静寂。
私の中で脈打つもの。
頬を伝う涙。
あなたは私の髪を優しく撫でた。
もう戻れない。
※

ここまで来るともう全部制約を取っ払って、普通の描写文を書きたくなります。

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